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caseの核心イメージは『当てはまるもの』? [英熟語]

はい、前回に引き続きもっと熟語に関して深めていきましょう!

いきなりですが、下記の英文で使われているcaseの意味はなんでしょう?

Such being the case,I hope you will overlook his mistake.


では、解説しますね。
上記の英文で使われているSuch being the caseは『そういった事情なので』という熟語です。

ポイントなんですが、caseに注目したら、さまざまな意味があるっていうことです。

caseの核心イメージは『当てはまるもの』

①『場合』 in that case 『その場合には』

②『実例』 a typical case of careless driving 『不注意運転の典型例』

③『真実』 That is not the case.『それは真実ではない』


『場合』⇒『今回の例に当てはまる場合=実例』⇒『実例とはまぎれもない事実=真実』という流れです。

上記の英文は、もう一つポイントがあって、分詞構文beingに着目することです。
Such being the caseは、元々はAs such is the case「そういうことが真実なので」が分詞構文になったものです。
⇒Asを消して、is⇒beingに。Suchは『(分詞構文の)意味上の主語』です。

(訳)「そういった事情なので、彼のミスを見逃してあげてほしい」


次は beat around the bush  『遠まわしにものをいう』について説明します。


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beat around the bush『遠回しにものをいう』っていう熟語について説明しますね。

この熟語はですね、『狩りで獲物がいるか調べるために、
藪(やぶ)の周り(around the bush)をたたく(beat)っていうことから⇒獲物がいるか探りを入れる
⇒普段の会話で探りをいれる=遠回しにものを言うって意味になりました。ちなみに、否定文では『遠回しに言うな・ハッキリ言え』になります。


次に紹介する熟語は at my wit`s end 『途方に暮れて』って熟語です。
『自分の頭の回転(my wit`s)の限界(end)にいる』⇒『(どうしていいかわからず)途方に暮れて』って意味になりました。

ちなみに、endは『限界点』ですから、「一点を表すat」を使います。


最後に・・・・put the cart before the horse『順序が逆のことをする・本末転倒だ』って熟語です。

シャーロック・ホームズの世界に出てくるような馬車を想像してください。
進行方向が右⇒なら、『カート⇒馬』(⇒は進行方向です)の順番ですよね。

でも、put the cart before the horseの直訳は「馬の前にカートを置く」、
つまり『馬⇒カート』(⇒は進行方向です)になっちゃいます。そこから『順序が逆のことをする・本末転倒だ』って意味になります。


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『不器用』を英語で言うとbe all thumbs??? [英熟語]

今回説明する熟語は少しレベルは上がりますが、説明をちゃんと聞いていただければ大丈夫です。

では、いきますか。

be all thumbs 『不器用だ』って熟語です。


なんで、be all thumbsが『不器用だ』って意味になるのか説明します。

『全部親指になっちゃうとパソコンでキーボード打つなどの細かい作業に向かない』からです。
どういうことかっていいますと・・・・

日本語では、手の指も足の指もみんな「指」ですが、英語では細かくわけます。
英語圏では手の指はfinger、親指だけthumbです。

英語圏の人たちは親指は、『太くて短い指』ってイメージで
be all thumbs『不器用だ』って熟語が生まれました。
足の指はtoeです。たとえば、
サッカーで、つま先で蹴る「トーキック」、バレエで、つま先で立つ「トーシューズ」っていいます。

ちなみに、「手のひら」は英語でpalmsです。
語源は、palm tree『ヤシの木』の葉っぱと「手のひら」は形が似ていることからです。
他にも、野球で「手のひら」で覆って投げる変化球を「パームボール」と言いますよね?


次に説明する熟語は take the bull by the horns

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take the bull by the horns 『勇敢に立ち向かう』って熟語です。

語源なんですが、闘牛士が暴れる牛(the bull)の角を(by the horns)つかむ(take)ことから
⇒『勇敢に立ち向かう』って意味になりました。

この熟語はかなりレベルの高い熟語なんですが、考えて語源から攻めれば楽勝ですよね?
ここで、みなさん、take the bull by the( )の形を見て思い出す熟語はありませんか?

そう、catch[take]人by the arm 「人の腕をつかむ」という熟語です。

この熟語、従来の参考書では丸暗記、つまり説明はお手上げ状態でした。
でも実はこれ、『経由のby』なんです。catch人by the arm「人をつかんだ、腕経由で」って
ことなんです。

さて、catch[take]人by the armは「人の腕をつかむ」、catch[take]人by the handなら「人の手を取る」
・・・・・つまり、『by the 体の部分』になるはずです。

上記で説明したtake the bull by the hornsのhormの部分には『牛の体の部分』が入るのかな?って
気付けば完璧です。

こういう頭の使い方ができると、頭がよくなりますよね?だから、英語は丸暗記中心の勉強よりも、頭をしっかり使って理解した勉強の方が頭入りやすいです。



次に説明するのは a tempest in a teapot『些細なことで騒ぐこと』って熟語です。


語源はですね、ポット(teapot)の中に嵐(tempest)があるイメージから⇒『(大したことなのに)些細なことで騒ぐこと』って意味になりました。

次回も熟語に関してやりますよ!どんどん頭を使って、頭をよくしましょう!
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日本語のピックアップする=pick upはイコールではない? [英熟語]

前回の続きで今回も熟語をやりますね!

前回pick upの核心は『拾い上げる」って説明しましたよね?
ここで細かい注意なんですが、日本語で「ピックアップする=選ぶ」なんて言いますが、
英語のpick upにこの意味はありません。英語で『選ぶ』はpick outです。
間違えやすいので注意してくださいね!

では本題に入りましょうか。


take backっていう熟語です。

take backは『一度口から出た発言を、つかんで(take)、口の中に戻す(back)』
そこから、⇒『取り消す・撤回する』になりました

takeの熟語は、まず『取る・つかむ』って考えると直訳から理解できます。

takeを使ったほかに大事な熟語はtake away『取り去る』 take down『書き留める』 take off『脱ぐ』
などがあります。

わかりやすいように、takeの熟語をつかった例文を上げて説明しますと・・・・

When his father died,Tom took over the business.

ここで使われているtook(takeの過去形ですね)はovetとくっついて、『引き継ぐ』って意味があります。
語源はですね・・・・

「前の社長から、いろいろ乗り越えてやってきた(over)仕事を取る(take)」からできました。
この熟語はビジネス関係の英文なんかでよくでますね。



次はbreakに関する熟語をやりますね。


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まず、例文をあげますね。

World warⅡ broke out in 1939.

ここで使われているbrokeはoutと一緒に使って、『(戦争・災害が)起こる』という熟語です。

イメージとしては、今まで冷戦状態でにらみあっていたのが『突然(break)、表面化する(out)』です。

(訳) 「第二次世界大戦は1939年に勃発した」

breakを使った、ほかに大事な熟語はbreak down「故障する」 break in「侵入する」 break off「中断する」
breal up「分散する」です。

もうひとつbreakを使った熟語に関して深めましょうね。

例文をあげますと・・・・

When I was on vacation,someone broke into my garage and stole the bike.

ここで使われているbroke(breakの過去形ですね)はintoと一緒に使われて『侵入する』という熟語です。

イメージとしては、『カギを壊して(break)、入ってくる(into)』という熟語です。

(訳)「休暇で家を留守にしていたとき、何者かが車庫に侵入して自転車を盗んだ」


語源から攻めるとホント理解がスムーズになりますね。
しっかり理解しておぼえてくだいね!
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pick upの意味は『ナンパする』? [英熟語]

はい、こんにちは今回は『熟語』に関してやります。
『熟語』は、原義から理解することで丸暗記は激減します。

たとえば pick up「車で迎えに行く」という熟語があります。
中1ぐらいの時に習いましたよね?



これから、僕がわかりやすく説明します!考える英語は役立ちますよ!さぁーいきましょう。


pick upがなぜ「車で迎えに行く」って意味になったかというと・・・・

pick upの核となるイメージは『拾い上げる』です。

pickは『拾う』、upは『上に』です。そこから3つの意味が生まれます。

①『車で迎えに行く』  「車で人を拾い上げる」そこから⇒『車で迎えに行く』

②『身に着ける』  「知識を拾い上げる」そこから⇒『身に着ける』

③『回復する』  「体力を拾い上げる」そこから⇒『回復する』

例文をあげて説明しますと・・・・

She picked up French just by living in Paris for a year.

ここで使われているpick upは「車で迎えに行く」ってイミをとったらおかしくなりますよね?
先ほど説明した、pick upの核のイメージは『拾い上げる』っていうことを知っていれば・・・・

フランス語を拾い上げるっていうことは→フランス語を身につけていく→すなわち、
『習得する』って意味になりますよね?

(訳) 「一年間パリに住んでいるだけで、彼女はフランス語を習得した」

まだ、いまいちピンとこない人がいるかもしれないので、もう一つ例文を出します。

Since all chidldren now learn about computers in schools from an early age,
they are picking up the kinds of skills needed for secretarial jobs.

はい、この英文で使われているpicking upはどんな意味になりますか?
picking upの目的語は、the kinds of skillsです。

「skillを拾い上げていく」→「skillを身に着けていく」→「skillを習得する」と考えればokです。

(訳) 「いまや、子供たちはみな幼いころから学校でコンピューターについて学ぶので、秘書業務に
    必要とされるようなスキルは習得しつつある」


最後に余談ですが、pick upには『ナンパする』という意味もあります。
『道で女性を拾い上げる』⇒『ナンパする』です。 

次はmake up についてやります。


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make upの核心イメージは『作り上げる』です。そこから3つの意味があります。

作り上げる→「話を作り上げる・でっちあげる」

作り上げる→「ケンカで壊れた関係をつくり上げる」→「仲直りする。」

作り上げる→「顔をきれいに作り上げる」→「化粧する」


例文をあげて説明しますと・・・・

I don`t believe that story. I am sure you made it up.

この英文ではmake it upの形になってます。 
※英語では代名詞(it)が目的語のとき、makeとupではさむルールがあります。

この英文では、文脈から考えて『でっちあげる』の意味になりますね。

(訳) 「そんな話、信じられないわ。絶対作り話でしょ!」


このように、熟語は核心イメージから攻めれば、簡単に覚えられますよね?
丸暗記の英語は将来使えませんが、『考える英語』は十分に役立ちますよね。
次回も引き続き熟語をやります。



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