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完了形『継続』の意味になるときは? [時制の本質]

前の記事で、『継続』→have been ~ing ※ただし状態動詞はhave+ppで代用
って説明したのは覚えてますか?

まずは、一回検証文で説明しますね!

①I have studied English for two years.

②I have been studyng English for two years.

③I have lived in Tokyo for five years.

上記の3つの文の違いわかりますか?

①の文は、動詞study(5秒以内に中断・再開できる→動作動詞)は動作動詞で、have been ~ingの形ではないので、継続の意味はないですよね?

意味は『完了』か『経験』どっちか文脈によって使い分けます。
2年間英語勉強したことあるって文脈になるなら経験だし、

今でちょうど2年間勉強したことになる。なら完了になりますよね?

ここで話はずれますが、

『経験』(~した経験がある)って日本とネイティブの人たちとは少し考え方が違います!

ネイティブの人たちは『過去のあるものを今持って、成長している今の俺がいるよ!だから今のイケテル俺がいるぜ』みたいな感じで使います。

一方、日本人は、『経験』は過去にあったことで今と直結してないと考えます。




はい、じゃあ、脱線からもどりましょう。


次に②の文ですが、これはすぐに形から『継続』ってわかりますよね?
2年間ずっと勉強してきました。ってそのまま『継続』で訳せますね。

次に③は、動詞live(5秒以内に中断再開できませんよね・・・・前にも言いましたが、5秒以内に住むの辞めて、すぐに移り住むことなんかできませんよね笑)は状態動詞だから文脈判断ですね。

『継続』でも『完了』でも『経験』でも意味通じますよね。

ここで、③の文からわかることは、英語しゃべってるネイティブの頭の中では、あくまで完了形=have+ppで
『継続』だ『完了』だ『経験』だ!なんていう発想はなくて、これを日本人が切り分けているだけなんですね。

僕たちだって、長文読んでるときに、これ完了かな?経験かな?っていちいち考えないじゃんないですか。

ほとんどの場合きれいに分けられないことの方が多いです。  

完了や経験、継続ごちゃごちゃに混ざったいい感じが完了形なんです。



次の記事では、また助動詞の話に戻って詳しくやります!あと、日本人がリスニングができない原因の一つについても解説しようと思います!

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進行形be+ingは『途中』? [時制の本質]

今回は時制の本質に関して説明します!

みなさん進行形は中1の時にやりましたよね?

「今日は進行形をします。be+~ingで「~している」って意味になります」って学校で習いましたよね?

はい、間違ってはないですけど本質をついてません。

進行形の本質は『途中』です!!

『途中』が核心で進行形には、進行形にできる動詞とできない動詞があります。
これを見分けるには『途中』って概念があるかどうかの違いです。


わかりやすい見抜きかたに、

『5秒以内に中断再開不可の動詞は進行形にできない!』


たとえば、run
5秒以内に中断再開できますね。だからrunは進行形にできる

次にstudy
5秒以内に中断再開できますね。勉強は中断と再開の繰り返しですよね。

じゃあ、liveは? 5秒ごとに中断再開できませんよね?
5秒以内に引っ越して、5秒以内に住み直すなんてできませんよね笑

では次に一番話したかった完了形について説明します。

完了形はイメージで考えます。

まず問題だします。

問:以下の英文はどちらが正しい?

状況:昨日と同じ服の友達に、その理由を聞きました。帰ってきた答えは・・・・


①I lost the key.

②I have lost the key.

どちらが正しいでしょう。













はい答えは②です。


カギを失くしたっていう過去の一点から今もない状態と線で結べるから現在完了形になります。

わかりやすくいうと完了形は点と点を結べる、過去形は点のイメージです。

図表示できないのでわかりずらいですが、過去の一点と現在を結べたら現在完了形になります。



次に現在完了進行形です。

これは、公式で覚えてもらった方がわかりやすいです!

学校ではforやsinceがあれば『継続』の用法って習ったと思いますが。
違います。

『継続』→have been ~ing ※ただし状態動詞(前述で述べた5秒以内に中断、
                   再開できない動詞のことです)



『継続』に関しての説明は次の記事でしますね。

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