受動態はSを言いたくない? [受動態の真意]
こんにちは、
今回は『受動態』をやります
中学の時に「今日は受動態をやります。be+ppで意味は「~れる・
~られる」になります。」って覚えさせられたと思います。
これ、間違ってはいないんですが、本質をついてません。
受動態で「~れる・~られる」がうまくいくのは日本語の『利益・被害』の時しか使えません。
たとえば、日本語で「天ぷらはナンシーによって食べられた」っていう被害を表す場合なら、
Tempure was eaten by Nancy.でいいと思います。
じゃあ、この英文ならどう訳しますか?
This letter was written by Tom.
この英文を普通に訳すと・・・・「この手紙はトムによって書かれた」って訳したと思います。
ですが、日本語で「手紙はトムによって書かれた」っていいませんよね?
普通「手紙を書いた」って言いますよね?
はい、ここで受動態の真意を説明します!
英語で受動態を使われるときは・・・・
①【Sを言いたくない】 ②【S⇔Oの位置を変えたい】
ここでなんのこっちゃ、って思った人もいるとおもいます。
詳しい説明をしますと、まず①【Sを言いたくない】について説明します。
これは理由が3つあります。
1つめは、Sが明らかな場合、
例文を上げますと・・・・
Eggs are sold at that store.
これを普通に訳すと「あの店で卵が売られる」
※訳しにくい受動態は能動態に直して訳す。
この主語って、明示しなくてもわかりますよね?普通、卵を売るのは店員ですよね?
だから、主語「店員」を言わずに受動態にしただけです。
2つ目はSを隠して責任逃れしたいときにつかいます。
例文をあげますと・・・・
It is thought that~ いたずらや悪いことをした時に、
受動態にすることで、行った本人(主語)を隠すことができます。
3つ目は、Sが不明の時です。
例文を上げますと・・・・
He was killed in the war. 「彼は戦争で殺された」 彼を殺した本人が不明だから受動態にします。
次は②【S⇔Oの位置を変えたい】場合の説明をします!
これから先の文を読むことで、長文とかで文のどこが筆者の力点なのかわかるようになります!
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S⇔Oの位置を変えたいときは、2つ理由があります。
① Sが新情報 (Sを文末へ移動して、by Sで強調したいとき)
② Oが旧情報 (Oを文頭に出して前文と自然につなぎたい・同じSで文を続けたい時)
どういうことかっていいますと・・・
①についてですが、
まず例文で説明しますね
Bob broke the door. 「ボブはドアを壊した」
この時、ドアを壊した本人Bobを隠したいとき受動態にするんでしたよね?
受動態にすると⇒The door was broken.になります
でも、誰かが正直にドアを壊したのは、「なんとボブなんだぜ」って強調したいときに
さっき説明したby Sをつけます。
by Sをつけることで。Bobが強調されます。
長文読んでるときに、受動態でby Sがついてたら筆者が強調したいところだと思ってかまいません!
まとめますと、受動態は、日本語の「れる・られる」に縛られるんではなくて、
①Sが言いたくない ②S⇔Oの位置を変えたい 時にに受動態をつかいます!
これでだいぶ、受動態の見え方は変わりましたでしょうか?
次回は、『冠詞』をやります!
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今回は『受動態』をやります
中学の時に「今日は受動態をやります。be+ppで意味は「~れる・
~られる」になります。」って覚えさせられたと思います。
これ、間違ってはいないんですが、本質をついてません。
受動態で「~れる・~られる」がうまくいくのは日本語の『利益・被害』の時しか使えません。
たとえば、日本語で「天ぷらはナンシーによって食べられた」っていう被害を表す場合なら、
Tempure was eaten by Nancy.でいいと思います。
じゃあ、この英文ならどう訳しますか?
This letter was written by Tom.
この英文を普通に訳すと・・・・「この手紙はトムによって書かれた」って訳したと思います。
ですが、日本語で「手紙はトムによって書かれた」っていいませんよね?
普通「手紙を書いた」って言いますよね?
はい、ここで受動態の真意を説明します!
英語で受動態を使われるときは・・・・
①【Sを言いたくない】 ②【S⇔Oの位置を変えたい】
ここでなんのこっちゃ、って思った人もいるとおもいます。
詳しい説明をしますと、まず①【Sを言いたくない】について説明します。
これは理由が3つあります。
1つめは、Sが明らかな場合、
例文を上げますと・・・・
Eggs are sold at that store.
これを普通に訳すと「あの店で卵が売られる」
※訳しにくい受動態は能動態に直して訳す。
この主語って、明示しなくてもわかりますよね?普通、卵を売るのは店員ですよね?
だから、主語「店員」を言わずに受動態にしただけです。
2つ目はSを隠して責任逃れしたいときにつかいます。
例文をあげますと・・・・
It is thought that~ いたずらや悪いことをした時に、
受動態にすることで、行った本人(主語)を隠すことができます。
3つ目は、Sが不明の時です。
例文を上げますと・・・・
He was killed in the war. 「彼は戦争で殺された」 彼を殺した本人が不明だから受動態にします。
次は②【S⇔Oの位置を変えたい】場合の説明をします!
これから先の文を読むことで、長文とかで文のどこが筆者の力点なのかわかるようになります!
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S⇔Oの位置を変えたいときは、2つ理由があります。
① Sが新情報 (Sを文末へ移動して、by Sで強調したいとき)
② Oが旧情報 (Oを文頭に出して前文と自然につなぎたい・同じSで文を続けたい時)
どういうことかっていいますと・・・
①についてですが、
まず例文で説明しますね
Bob broke the door. 「ボブはドアを壊した」
この時、ドアを壊した本人Bobを隠したいとき受動態にするんでしたよね?
受動態にすると⇒The door was broken.になります
でも、誰かが正直にドアを壊したのは、「なんとボブなんだぜ」って強調したいときに
さっき説明したby Sをつけます。
by Sをつけることで。Bobが強調されます。
長文読んでるときに、受動態でby Sがついてたら筆者が強調したいところだと思ってかまいません!
まとめますと、受動態は、日本語の「れる・られる」に縛られるんではなくて、
①Sが言いたくない ②S⇔Oの位置を変えたい 時にに受動態をつかいます!
これでだいぶ、受動態の見え方は変わりましたでしょうか?
次回は、『冠詞』をやります!
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