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消去法を使わずして得点は上がらない? [内容一致問題]

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みなさん、こんにちは

前回、内容一致問題で〇の場合、選択肢は対応文の言い換えになることが重要だと言いましたよね。

しかし、実践では〇がはっきりとはわかりにくいケースがよく出てくると言いました。

そんな場合には『消去法』すなわち『×の選択肢を積極的に選ぶ』方がうまくいくことが多い。

というのはある選択肢を〇だと判定する場合には、対応文と選択肢がまったく同じ意味であると確認しない限り〇にならない。

ところが、×の場合には、どこか部分的にでも「ここが×だ」とわかれば選択肢全体も×だと判定できるので、〇よりもリーズニングの手間がかからないわけです。

だから、『10個の選択肢の中から3個〇を選べ』といった問題の場合、「×を7個探して、残った3個が〇だ』という意識を強く持った方が効率が上がることになります。

では、以下に消去法を行う場合に知っておくと得をするコツを挙げますね。







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■消去法のコツ1 パラグラフごとの筆者のイイタイコトをつかみ利用する!!

ここまでの解説で、みんなはパラグラフリーディングを学んで、パラグラフリーディングで速読することによって、一文一文訳すよりも速く正確に本文内容がわかり、それによって問題を解く時間が増えて、より精密に『サーチング』と『リーズニング』ができるようになることは分かってもらえたと思います。

しかも、パラグラフリーディングを行ったということは、パラグラフごとの筆者のイイタイコトが理解できているということになるから、

選択肢がどのパラグラフに対応しているかすぐわかって、「サーチング」するのも楽になるよね。

また「リーズニング」の際にも、選択肢を確認するとき、パラグラフの筆者のイイタイコトと合わない選択肢が出てきたら、細かい対応文のチェックをするまでもなく×だとわかることを知っておくと良いよね。

パラグラフリーディングをするということは、速く正確に本文が読めるだけでなく、内容一致問題を速く正確に解くことにもつながって、一挙両得、いや一挙三得の読解法と言えるよね。



■消去法のコツ2 プラスイメージ・マイナスイメージを積極的に利用する!

パラグラフでの筆者のイイタイことを考える場合には、細かい意味よりもまず大枠をとらえる方が重要なんです。

そんなとき、プラスイメージ・マイナスイメージでとらえるのがコツだったよね。

選択肢をチェックする場合も「この選択肢はマイナスイメージだから、プラスイメージである筆者のイイタイことには合わないな」とか考えながら、選択肢の〇×の検討を行うとよい場合が多いよね。

ただし、〇をチェックするのに「プラス・マイナスイメージ」だけで行うのは危険です。

たとえば、「彼女は親切だ」というのは彼女に対するプラスイメージで、

その英文全体もプラスイメージの具体例で一杯だとしても、「彼女はしぐさが可愛い」という選択肢をただプラスイメージだという理由だけで〇にすることはもちろんできない。

ところが、「彼女は正確がよくない」といったマイナスイメージの選択肢はすぐに×にすることができるよね。このことでも「内容一致問題は〇よりも×の選択肢の方がリーズニングしやすい」ということを納得してもらえるよね。


■消去法のコツ3 セットの選択肢に注意せよ!

本文の同じ対応文に対して1つの選択肢が肯定的な内容で、別の選択肢が否定的な内容になっている場合がこのパターンにあたります。

たとえば、選択肢に「日本の工業生産高はアメリカよりも多い」という内容のものと、「日本の工業生産高はアメリカより少ない」という内容のものがあれば、

「どちらかが〇でどちらかが×」と考えられる可能性が高いよね。

そのうえで、本文の対応文を探しに行けば、

もちろん同じ個所が対応文になって、一度で2問解けることになるよね。

またはじめに「日本の工業生産高はアメリカよりも多い」という問題を解いて、それが〇だとわかっていれば、その後に「日本の工業生産高はアメリカより少ない」

といった選択肢が出てきたら、ほとんどノータイムで×だと判断できるよね。


■消去法のコツ4 常識も活用しながら読んで解け!


選択肢を常識で〇だと判断してはならないというのは、「リーズニングパターン1」の「本文記述ナシ」で注意を促したけど

「明らかにおかしな内容」になっていれば消去できる可能性が高いです。

その1つのパターンとして「強い限定語句」のついた選択肢は×になりやすいというものがあります。

「強い限定語句」というのは例えば、allやeveryといった「すべて」という意味のものや、never「決してない」、only「・・・・だけ」、always「いつも」といった語句です。

こういった『強い限定語句』が選択肢に含まれていれば、×になる可能性が高くなるというのは、物事の多くは、例外というものがあるはずなのに、

『強い限定語句』がつくとその例外を無視してしまうことになり、おかしくなるケースが多いんです。

もちろん、本文にも同じ「強い限定語句」がついていれば〇になるに決まっているから、くれぐれも対応文との検討をできる限りやることを忘れないようにしましょう!




次回は『内容一致問題』を解く際に選択肢の〇×を判断する決め手となる『否定表現』について説明します!
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