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ネイティブの会話はなぜ、早く聞こえるのか? [発音&リスニングのコツ]

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日本人なら誰もが「ネイティブ、しゃべるの速っ!」って思いますよね。
ハッキリ言います!!
英語が聞き取れない原因は、しゃべるスピードじゃありません!!!


実際の会話は『速い』のではなく『短い』んです!!!

それを「スピードが速い」って錯覚しているだけなのです。
速いと錯覚する原因は2つあります。

ネイティブの会話が速いと錯覚する原因
①弱形を知らない

②余分な母音を入れて、長い単語だと認識してしまう


速いと錯覚するのは弱形をしらないからです。
「弱形」という「ホントの発音」については前回やりましね。
今回は弱形の長さに注目してみましょう。


たとえば、andなら「アンド」⇒「ン」って発音になっているわけですから、単純に短くなりますよね。
当然しゃべる時間は短縮されます。

日本人はand=「アンド」だと思い込んでいます。

でも、実際ネイティブは『ン』って発音してるわけです。
「アンド」⇒「ン」になっているので、発音する時間は3分の1になります。

言い換えれば、3倍速で発音されているように感じるんです!

ここが最大のポイントです。

日本人が思っているより、実際の単語は「短い」んです。
単語が短いから、しゃべる時間も短くなる。
それを「しゃべるの速っ!」って錯覚するんです!!

もう1つ例を示しましょう。

You areは「ユー・アー」ではありません。
まとめて「ヤー」って発音されます。

「ユー・アー」⇒「ヤー」

「ユー・アー」で4拍だと思ってたのが、実際は「ヤー」で2拍なんです。
これを2倍速だと錯覚するのです。


次は2つ目の原因です。




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子音の正しい発音ができず余分な母音をいれてしまうことです。

たとえばbookを「ブックゥ」のクゥのように[ku]にしてしまう。

正しくは、【k]です。

日本語は全部「子音+母音」で構成されています(「ん」だけは子音のみ)。

たとえば、「く」なら「k+u」です。
したがって、つい日本語のクセで余計な母音を入れてしまうのです。

極端なケースとしてstreetを例にあげてみましょう。
street[stríːt]には母音は1つしかありません。

母音は「イー」[íː]だけです。
なのに「ストリート[sutoríːto]と言うわけです。
母音uとoを2つ入れまくってしまうのです。


streetって聞いたとき、頭の中で日本人発音の「ストリート」に置き換えて理解しようとするんです。
そのとき、余分な母音をいれるぶんだけ、頭の中でstreetって英語を処理する(理解する)のに時間がかかるのです。

日本人はそのギャップに気づいていないから「ネイティブのスピードが速くてついていけない」って感じるのです。

子音を発音するときは余分な母音を入れないことが大事なんです。

実は、発音が『速い』のではなく『短い』だけなんです!!
これがカラクリです。
日本人が思ってる長さ(余分な母音を入れる長さ)より、短く発音されているんですね。

今日からは、弱形をマスターして、余分な母音を入れない!!これで速いと思ったネイティブのスピードについていけます!!
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