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日本人がリスニングできない理由は『弱形』を知らないから? [助動詞の正式名所]

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今回は助動詞の二回目ですね。

前回、『時制』に関してやりましたが、
それに関連して今日は助動詞の過去形have+ppについて説明します。

これは、助動詞が過去に関して述べたいときに使います。
どういうことかっていうと

たとえば、mayを使って過去を表したいとき、mayのあとに動詞の過去形(wasなど)とか置けませんよね?

中学校の時、「助動詞のあとは動詞の原型がきます。」って習いましたよね?

だから、その代わりに完了形を置いて代用します。

簡単な例文を上げますと、

He may be sick.

これは病気かもしれないって今のこと予想してますよね?

じゃあ完了形が入ると・・・・

He may have been sick.

完了形が入ることで、病気だったかもしれないって過去のことになりますね


助動詞have+ppには『予想』と『イヤミ』があります。

まず『予想』から説明します。

過去への予想「(過去に)~だったと、(今)予想する」

may have pp =might have been ~だったかもしれない

must have pp ~だったに違いない

can`t have pp=couldn`t have pp ~だったはずがない

とりあえず今回は『予想』はこの3つだけにします。



ここで脱線ですが、

He must have been~

このmust have bennの部分なんて発音しますか?

普通は 「ヒィーマストハブビ~ン」って発音してますよね?

でもこういう風に発音する人はリスニングで聞き取れないことがあります。

ここで、リスニングを勉強していく中で、日本人が陥りやすい盲点があります。

それは『弱形』というものです。

『弱形』はなにかといいますと、英語の発音には強形と弱形の2つの発音の仕方があります。

学校の英語の授業で教えている大半の発音は強形です。

発音の授業では、『強形』は強く発音します。って習いますが間違いです!
単語を強調したいときに使う発音です。

それに対して『弱形』はネイティブの人たちが普段の会話で使う発音です。

たとえば

アパレルショップに買い物に行ったとき、よくみかける「カットソー(袖が短くカットされたもの)」ってありますよね?

正しく英語のスペルで書きますと、『cut and sew』って書きます。

ここで疑問に思った人がいると思います。

andなんか発音しないじゃないかっていう人がいるかもしれませんね。

本当のことを言うとandは発音していないのではなくて、短く発音
してます。

どういうことかっていうと、andの弱形は『ン』or『ンド』です。強形は『アンド』です。

だから、普段の会話で使うのは弱形だから、andは『ン』あるいは『ンド』って発音します。

ですから、cut and sewは「カット アンド ソウ」ではなくて、「カット ン ソウ」ってなります。

それを日本語でカットソーって言ってるだけです。

また、ほかの例をあげますと

僕がよく朝に食べるハムエッグなんかもそうです。

これを英語に直しますと『ham and eggs』ってなります

上記で記したとおりandの弱形『ン』『ンド』になるから
発音すると『ハム ン エッグズ』ってなります。

これでわかりましたか?
弱形がわかるようになるとリスニングの聞き方は変わりますよね?



脱線しすぎましたが、
前述にもどりますとmust have beenも弱形で発音しますと『マスタブビン』ってなります。

haveの弱形は『アブ』です。 beenの弱形は『ビン』です。

はい、今日は長くなったのでここまでにして、続きは次回話します。






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