対応文をサーチングする際のコツ! [内容一致問題]
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前回は『内容一致問題』のパターンについて説明しましたよね。
覚えてますか?
『内容一致問題』って言ってもさまざまなタイプがあるけど、大きく分けて、次の3つがあるんだよね。
『選択型内容一致問題』 『英問英答問題』 『リード付き内容一致問題』があるんでしたよね。
あと、『選択肢が日本語で書かれている内容一致問題』があったら、先に読むんでしたよね。
そのメリットは3つあって・・・・・
① おおまかな本文情報が事前に入手できる!!
② わからない語句の類推が楽になる!!
③ 対応文を見つけ出すことが楽になる!!
あと注意ですが、『英文内容一致問題』は先読みしちゃだめだからね!設問の重要箇所はマーキングするけど、選択肢まで入ると誤読や本文を全く読まずに選択肢だけ読んでも、なんのことかわからず時間ロスにつながるから、英語で書かれているときは設問の重要箇所のマーキングだけにしよう!
では、今回は『サーチングとマーキング』を説明します!
『内容一致問題』を解く際に一番大切なことは何かしっていますか?
それは・・・・・・・・
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『選択肢の対応文を素早く正確に本文の中から見つけ出すこと』なんだよね
というのは、内容一致問題というのは、英文全体を読んだ出題者が、全体の内容からなんとなく〇や×をつくるもんじゃないからなんだよね。
つまり、『たいていの選択肢は本文中のどこかの部分をネタに作られていて、内容一致問題の選択肢は通例その『対応文』が本文のどこかにあるはずなんだよね。
そこを的確に探し出し(この作業を『サーチング』と呼びます)その部分と選択肢を見比べて両者の内容が一致するかどうかをチェックすることが内容一致問題の最も重要なステップになるんです!!
◆選択肢と対応文の関係
長文全体のイメージから選択肢を作ることはない!!
↓
ある文を取り出してそれに対して〇×の選択肢を作る!!
「言われてみればその通りだ!」とわかる人も、実際に対応文を正確に見つけ出すということをきっちりやっている人はかなり少ないのが実状なんだよね。
やはり、なんとなく本文を読んでなんとなく答えを出す人が多いんです。
対応文をサーチングする際には、もちろん選択肢の意味内容をしっかり取って、その内容や表現を頼りに本文をたどっていくのだけれど、ここでもパラグラフリーディングが役立ちます!!
パラグラフリーディングでは細かすぎる直訳は避けて、英文の大きな流れをパラグラフごとに読み取るトレーニングをしているわけです。
つまり、パラグラフごとの筆者のイイタイコトを素早く理解していることになります。
それがしっかりできていれば、内容一致問題の選択肢を読んだ時に、「あっ、これは第4パラグラフの内容だな」と、選択肢に対応するパラグラフがずっとわかることがよくあるんです。
その後はそのパラグラフの中で細かく対応文をチェックしたらいいんだよね。
こんなところでもパラグラフリーディングは役立つんだよね。
あと必ず実行してほしいのは、ある選択肢に対する本文の対応文をサーチングして、発見すればその箇所に必ず線を引くことです。
これは『マーキング』と呼ばれる作業なんだけど、これを行うことによって、まずなによりも『対応文を探す』意識が高まるし、しかも問題を解く際にマーキングしておけば、解説を読んだり授業をきいたりしたとき、「自分のサーチングした対応文が合っているのか間違っているのか」がはっきりとわかるんです。
たとえば、間違えた場合、どこで間違えたかがはっきりした方が力はつくことになります。
特に練習段階では少し時間がかかってもいいから、この『サーチングとマーキング』をきっちりやってから、さらにこの後で述べる『リーズニング』の方法を駆使して、選択肢の〇×を決めていきましょう!!
パラグラフリーディングも無視して本文を適当に読み、さらに選択肢を適当に読んで、その後自分の記憶を頼りに〇や×をつけるなんてことは、絶対にやってはならないんだよね。
これからは、『対応文のサーチング&マーキング』を徹底的に行いましょう!!
「なんとなく読んでなんとなく解く」といったこれまでの勉強法から脱却して、「パラグラフリーディングで速読し、正しい解法で解く」という方法論をはっきりと意識しましょう!
今後、どんなに難しい問題に出会っても、「いつも通りの解き方」で問題にアプローチできるように常に意識しましょうね!
これまでの解説で内容一致問題は「対応文のサーチングとマーキング」が重要だとわかってもらえたよね。
そのサーチングをスムーズに行うために、覚えてほしいことがあります!
1つは『内容一致問題は本文に書かれている順番と同じ順に選択肢が作られていることが多い』ということです。
このことを知っていれば、サーチングが楽にできるので頭に入れておくといいね。
自分の受ける大学の過去問をチェックするときに、内容一致問題が本文順に解けるタイプのものかどうかをチェックしておくと良いです!!
こういったことをきちんとチェックすることはそれほど手間はかからないし、知っておけばきっと役に立ちます!!
もう1つ対応文をサーチングする有効な手段は、『選択肢に含まれる固有名詞・数詞・年号などの具体的な表現に目をつける』ということです。
こういった「固有名詞・数詞・年号などの具体的な表現」に着目することが有効なのは、こうした『具体的な表現ほど本文の中で別の表現で言い換えられる可能性が少ない』からなんです。
たとえば・・・・・・
「1962年に・・・・・・・が起こった」という選択肢があれば、起こった内容に着目してサーチングするより、「1962年」という年号に着目した方がサーチングが楽です。
「1962年」を別表現で言い換えるのは結構骨が折れます
もちろん「1960年の2年後」とか言い換えられるけど、そんな回りくどいことは普通はしないし、たとえそうされても、今度は「1960年」がキーワードになって、結局簡単に1962年の部分を探すことができるよね!
簡単に言うと、抽象的な表現にのみ目をつけると、対応文を見逃してしまうということになりかねないけど、具体的な表現の場合には、本文中にもそのまま形で現れることが多いので、対応文をサーチングするのにうってつけとなるわけです。
次回からリーズニングパターンについて詳しく6回に分けて解説していきます!
僕が解説していくリーズニングパターンを理解して自分のモノにできれば、出題者が選択肢の〇×をどうやって作っているのかもわかるようになるし、センターで常に180以上とれるようになります!
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前回は『内容一致問題』のパターンについて説明しましたよね。
覚えてますか?
『内容一致問題』って言ってもさまざまなタイプがあるけど、大きく分けて、次の3つがあるんだよね。
『選択型内容一致問題』 『英問英答問題』 『リード付き内容一致問題』があるんでしたよね。
あと、『選択肢が日本語で書かれている内容一致問題』があったら、先に読むんでしたよね。
そのメリットは3つあって・・・・・
① おおまかな本文情報が事前に入手できる!!
② わからない語句の類推が楽になる!!
③ 対応文を見つけ出すことが楽になる!!
あと注意ですが、『英文内容一致問題』は先読みしちゃだめだからね!設問の重要箇所はマーキングするけど、選択肢まで入ると誤読や本文を全く読まずに選択肢だけ読んでも、なんのことかわからず時間ロスにつながるから、英語で書かれているときは設問の重要箇所のマーキングだけにしよう!
では、今回は『サーチングとマーキング』を説明します!
『内容一致問題』を解く際に一番大切なことは何かしっていますか?
それは・・・・・・・・
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『選択肢の対応文を素早く正確に本文の中から見つけ出すこと』なんだよね
というのは、内容一致問題というのは、英文全体を読んだ出題者が、全体の内容からなんとなく〇や×をつくるもんじゃないからなんだよね。
つまり、『たいていの選択肢は本文中のどこかの部分をネタに作られていて、内容一致問題の選択肢は通例その『対応文』が本文のどこかにあるはずなんだよね。
そこを的確に探し出し(この作業を『サーチング』と呼びます)その部分と選択肢を見比べて両者の内容が一致するかどうかをチェックすることが内容一致問題の最も重要なステップになるんです!!
◆選択肢と対応文の関係
長文全体のイメージから選択肢を作ることはない!!
↓
ある文を取り出してそれに対して〇×の選択肢を作る!!
「言われてみればその通りだ!」とわかる人も、実際に対応文を正確に見つけ出すということをきっちりやっている人はかなり少ないのが実状なんだよね。
やはり、なんとなく本文を読んでなんとなく答えを出す人が多いんです。
対応文をサーチングする際には、もちろん選択肢の意味内容をしっかり取って、その内容や表現を頼りに本文をたどっていくのだけれど、ここでもパラグラフリーディングが役立ちます!!
パラグラフリーディングでは細かすぎる直訳は避けて、英文の大きな流れをパラグラフごとに読み取るトレーニングをしているわけです。
つまり、パラグラフごとの筆者のイイタイコトを素早く理解していることになります。
それがしっかりできていれば、内容一致問題の選択肢を読んだ時に、「あっ、これは第4パラグラフの内容だな」と、選択肢に対応するパラグラフがずっとわかることがよくあるんです。
その後はそのパラグラフの中で細かく対応文をチェックしたらいいんだよね。
こんなところでもパラグラフリーディングは役立つんだよね。
あと必ず実行してほしいのは、ある選択肢に対する本文の対応文をサーチングして、発見すればその箇所に必ず線を引くことです。
これは『マーキング』と呼ばれる作業なんだけど、これを行うことによって、まずなによりも『対応文を探す』意識が高まるし、しかも問題を解く際にマーキングしておけば、解説を読んだり授業をきいたりしたとき、「自分のサーチングした対応文が合っているのか間違っているのか」がはっきりとわかるんです。
たとえば、間違えた場合、どこで間違えたかがはっきりした方が力はつくことになります。
特に練習段階では少し時間がかかってもいいから、この『サーチングとマーキング』をきっちりやってから、さらにこの後で述べる『リーズニング』の方法を駆使して、選択肢の〇×を決めていきましょう!!
パラグラフリーディングも無視して本文を適当に読み、さらに選択肢を適当に読んで、その後自分の記憶を頼りに〇や×をつけるなんてことは、絶対にやってはならないんだよね。
これからは、『対応文のサーチング&マーキング』を徹底的に行いましょう!!
「なんとなく読んでなんとなく解く」といったこれまでの勉強法から脱却して、「パラグラフリーディングで速読し、正しい解法で解く」という方法論をはっきりと意識しましょう!
今後、どんなに難しい問題に出会っても、「いつも通りの解き方」で問題にアプローチできるように常に意識しましょうね!
これまでの解説で内容一致問題は「対応文のサーチングとマーキング」が重要だとわかってもらえたよね。
そのサーチングをスムーズに行うために、覚えてほしいことがあります!
1つは『内容一致問題は本文に書かれている順番と同じ順に選択肢が作られていることが多い』ということです。
このことを知っていれば、サーチングが楽にできるので頭に入れておくといいね。
自分の受ける大学の過去問をチェックするときに、内容一致問題が本文順に解けるタイプのものかどうかをチェックしておくと良いです!!
こういったことをきちんとチェックすることはそれほど手間はかからないし、知っておけばきっと役に立ちます!!
もう1つ対応文をサーチングする有効な手段は、『選択肢に含まれる固有名詞・数詞・年号などの具体的な表現に目をつける』ということです。
こういった「固有名詞・数詞・年号などの具体的な表現」に着目することが有効なのは、こうした『具体的な表現ほど本文の中で別の表現で言い換えられる可能性が少ない』からなんです。
たとえば・・・・・・
「1962年に・・・・・・・が起こった」という選択肢があれば、起こった内容に着目してサーチングするより、「1962年」という年号に着目した方がサーチングが楽です。
「1962年」を別表現で言い換えるのは結構骨が折れます
もちろん「1960年の2年後」とか言い換えられるけど、そんな回りくどいことは普通はしないし、たとえそうされても、今度は「1960年」がキーワードになって、結局簡単に1962年の部分を探すことができるよね!
簡単に言うと、抽象的な表現にのみ目をつけると、対応文を見逃してしまうということになりかねないけど、具体的な表現の場合には、本文中にもそのまま形で現れることが多いので、対応文をサーチングするのにうってつけとなるわけです。
次回からリーズニングパターンについて詳しく6回に分けて解説していきます!
僕が解説していくリーズニングパターンを理解して自分のモノにできれば、出題者が選択肢の〇×をどうやって作っているのかもわかるようになるし、センターで常に180以上とれるようになります!
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